自然のページ

幼稚園には実のなる樹がいっぱいあった
一年に一度しか実をつけない  小さな果実を  収穫して食べた
小さいクラスの頃は  遊んでいたら  年長さんがいつの間にか摘んでくれていた時もあった
好きな実もあれば  幼稚園で初めて口にした実もあった
大きくなって  果物も  梅干しも  お店でしか買わなくなった
案外貴重な体験だった

Natural landscape

幼稚園には  園のシンボルツリーである「銀杏」を始めとして  実のなる樹が  たくさんあります。
初夏から秋まで  季節毎に自分たちで  実を収穫します。

収穫した実は  そのまま食べたりもしますが、「梅」はみんなの手で「梅干し」「梅ジュース」「梅グミ」にしたりもします。
おばあちゃんがいたら教えてもらえるような  季節のお仕事を  子どもたちの記憶に残したい・・・そんな想いがあります。

オシロイバナ・ヨウシュヤマゴボウ・キンモクセイ等  香りの良いものの他
ツツジ・サルスベリ・紅葉・サザンカ・ひめこぶし等  季節を感じられる植物が  多く植えられています。
見て愛でるのも素敵ですね。

伸びる会の子どもたちは「花」「葉」「茎」「種」などからできる  自然色の色水を作る達人です。
見て、触れて、試して、感じて・・・
そんな  素晴らしい営みこそ  大切にされるべきだと  考えています。

「お芋の物語り」・・・それは  5月に始まるサツマイモのお話。毎年、年長さんが  土入れをして、苗植えをしています。
そこから時間は流れ、季節は夏になり、そして秋になり、子どもたちは  7ヶ月の長い間、園庭の芋畑に「おおきくなあれ」「おいしくなあれ」と願いを届けます。
1つの物語りに  全園児がその子なりのスタンスで  関わり続けることは  とても素晴らしいことだと思っています。
今年のお芋パーティーで完結する物語・・・起承転結が毎年「まおんなじ」でないところも  魅力のひとつです。

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